佐藤・清水法律事務所は、故 佐藤久弁護士が１９９６年（平成８年）１１月に設立した佐藤久法律事務所を前身として、２００４年（平成１６年）４月に設立された事務所です。前身の佐藤久法律事務所設立から２０年以上にわたって、いわゆる「マチベン」として、民事刑事を含め多くの事件を担当してまいりました。

故 佐藤久弁護士は、温厚・誠実な人柄で、同業者間での信頼も厚く、静岡県弁護士会会長などの要職を歴任しました。また、常に依頼者に寄り添い、依頼者の心の平穏を確保するべく、人権救済、権利確保に向け尽力してきました。

刑事弁護の分野では、「仁俣事件」の上告審弁護団に加わり、最高裁において破棄差戻判決（高裁死刑判決）を獲得することに尽力しました。さらには、著名な再審無罪事件である「島田事件」の弁護団において中心的な役割を果たし、歴史的な再審無罪判決の獲得に多大な貢献をしました。

民事事件の分野においても、スモン薬害訴訟において静岡県弁護団の中心的な存在として薬害被害者の救済に尽力するなど、静岡県の民事訴訟実務に多大な貢献をしてまいりました。

このような故 佐藤久弁護士と理念を共にした清水光康弁護士が共同経営者として合流することで、佐藤・清水法律事務所が設立されたのです。

現在は、清水光康弁護士とともに、故 佐藤久弁護士の意思を受け継いだその息子である佐藤治郎弁護士、故 佐藤久弁護士の理念に共鳴した三津間秀人弁護士が共同経営者として加わり、弁護士３名の共同経営事務所として静岡市内のお客様を中心として、民事刑事を通じて幅広い案件を担当させていただいております。

佐藤・清水法律事務所においては、故 佐藤久弁護士の依頼者に寄り添う姿勢を忘れず、その理念を「Peace of Mind」として昇華し、変化する社会情勢と新しい時代の司法に対応しつつ、依頼者の皆様の「Peace of Mind」を確保するため、最善のサービスをご提供できるような事務所を目指してまいります。