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民法改正~約款の変更~

弁護士の佐藤です。

 

朝晩は大分涼しくなり、秋っぽくなってきました。

 

こういう時期に体調を崩しやすいので、皆様もお気を付け下さい。

 

 

 

さて、本日も、民法改正の中で、先日から続く約款についてお話したいと思います。

 

 

約款の中には、長期にわたって継続する取引で、法令の変更や経済情勢の変化に対応して、定型約款の内容を事後的に変更する必要がある場合があります。例えば、保険法の制定に伴う保険約款の変更などです。

 

 

この点、民法上では、契約内容を事後的に変更するのは、個別に相手方の承諾が必要となりますが、多数の顧客と個別に変更について合意をもらうことは現実的ではありません。

 

 

この場合、約款の中には、「この約款は当社の都合で変更することがあります。」との条項を設けることもありますが、この条項がそもそも有効なのかという意味では解釈がわかれていました。

 

 

そこで、今回の改正では、実際に同意がなくても変更を可能とする必要がある一方で、相手方の利益保護の観点から合理的な場合に限定する必要、という見地から

 

  • 変更が相手方の一般の利益に適合する場合

 

または、

 

  • 変更が契約の目的に反せず、かつ、変更の必要性、変更後の内容の相当性、定型約款の変更をすることがある旨の定めの有無及びその内容その他の変更に係る事情に照らして合理的な場合

 

には、定型約款準備者が一方的に定型約款を変更することにより、契約の内容を変更することが可能ということが明文化されました。

 

 

というわけで、本日も約款に関するお話でした。

 

本日は、月に1回の常議員会。

 

常議員になって、弁護士会が直面する様々な問題について、勉強させてもらっております。

 

本日もがんばります。

 

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