日弁連高校生模擬裁判選手権
弁護士の佐藤です。
あっというまに金曜日でございます。
さて、本日はお知らせです。
日弁連では、毎年、日弁連高校生模擬裁判選手権というものを開催しております。
この大会では、1つの事件を素材に、法律実務家の支援を受けながら、参加各校が検察チーム・弁護チームを組織し、高校生自身の発想で争点を見つけ出し、整理し、模擬法廷で証人尋問・被告人質問を行います。
そして、刑事法廷で要求される最低限のルールに則り、参加各校の生徒が検察側と弁護側に分かれ、模擬裁判を行う経験を通じて、物事のとらえ方やそれを表現する方法を学び、刑事手続の意味や刑事裁判の原則を理解することをねらいとしています(日弁連HPより)。
ちなみに、2018年の関東大会では、静岡県の浜松北高校が優勝しました。
そして、今年の日弁連高校生模擬裁判選手権は8月に開催する予定が、新型コロナの影響で延期になっていたところ、この度、12月に、オンラインを利用した大会を実施することになったようです。
参加を希望される高校は、2020年10月30日(金)17時までに、日弁連ホームページの込フォームにて申し込みことができます。
法曹人口の増加や、司法試験合格率の低下など、近年は、法曹界にとって、よい人材の確保というのは大きな課題になっていると思います。
そのためにも、このような機会を利用し、私たちの仕事の良さをしってほしいし、より身近なものになるといいなと思います。
ご興味のある高校生や親御さん、学校関係者の方々は是非一度参加を検討されてみてはいかがでしょうか。
きっとよい経験になるはずです。
というわけで、本日は、日弁連高校生模擬裁判選手権のお知らせでございました。
みなさま、よい週末を。