8月6日

003

弁護士の佐藤です。

昨日でしたか、プロ野球の広島カープが、広島に原爆が投下された86日に、ユニフォームの背番号を全員86にして、試合を行うとのニュースをみました。

 

こういう取りくみっていいなあって思います。スポーツと政治が結びついてはいけないと思いますが、スポーツを通じて、平和を訴えるのは素晴らしいことではないでしょうか。

 

わたし自身、夏で一番連想する言葉は、海でも花火でもなく、私には戦争という言葉です。

 

当然、戦争なんて体験したことないのに。

 

でも、自分の中ではものすごく重い言葉です。

 

戦争を知る世代が年々少なくなり、当たり前だけど、いつかはいなくなるのだけど、死んだばあちゃんから色々聞かされたこともあり、また、夏は戦争絡みの映画やドラマをみることもあり、忘れてはいけないこととして頭にインプットされているのでしょう。戦争の悲劇を風化させてはいけません。

 

私に限っては、政治的な主義主張は皆無です。右も左もまったく興味がありません。

 

というか、法律家は、そういうところではニュートラルでいるべきだと思っています。

 

でも、憲法9条の改憲だけは、ちょっと熱くなって、議論したりもします。改憲はいいですが、9条は変えるべきではないと。

 

9条の改憲には色々な問題が関係します。外交、防衛、自衛隊のあり方などなど。

 

日本は世界で唯一の被曝国です。戦争をして、一番悲しいこと、それは人の命を奪い、奪われること。日本は両方を思いっきり経験して、傷つけ、傷ついた数少ない国の一つだと思うから、他国にはない憲法があって、軍事力の考え方があっていいと思ってます。考えがあまちゃんかもしれませんが。

 

戦争からうまれるものはきっと何一つありません。

 

集団的自衛権の今回の問題の手続きの不備は以前お話しましたが、個人的な意見は、やはり反対です。一番の懸念は、行使の境目があやふやになることです。

 

また判断も恣意的になる危険性を孕んでいます。

 日本の憲法はその制定経緯が戦後の混乱の中、GHQのからみのもと、出来上がったもので、改憲の議論をすることはおおいに結構だと思いますが、唯一の被爆国として、むしろ9条は平和主義の象徴として、世界に誇れる憲法なのではないでしょうか。

 

 

 

ページの先頭へ