裁判所の所持品検査

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弁護士の佐藤です。

 

今週もはじまりました。

 

今週は、久しぶりに東京で会議があったり、藤枝商工会の例会があったりと、なにかと移動で大変になりそうな1週間になりそうです。

 

 

ところで、先週、16日、仙台市の仙台地方裁判所で、判決の言い渡しを受けていた30歳の被告が傍聴していた警察官2人を刃物で切りつけるというニュースが。

 

そして、これを受け、最高裁は16日、危険物の持ち込みが懸念されるケースについて、金属探知機を使った所持品検査を積極的に行うよう求める文書を全国の地裁と高裁に送ったとのことです。

 

最高裁によると、庁舎入り口で金属探知機による所持品検査が常時行われているのは、札幌地・高裁、東京地・高裁、東京家裁、福岡地・高裁の4か所だけということで、当然、静岡地裁は入り口で何らのチェックもしていません。

 

東京で裁判があるときは、当然、所持品検査をしているところを見るのですが、検察官や弁護士などの法曹関係者は、別の入り口があり、検査をされることはありませんが、身分証明や弁護士バッチを忘れると、一般の方々同様、所持品検査を受けなければいけません。

 

 

東京でこのような検査をするようになったのは、オウムの裁判がきっかけということを聞いたことがあり、そうであれば、そんな昔から実施されているわけではないことになります。

 

よくよく考えてみると、やはり裁判所は危険な場所と言えます。

 

紛争があり、その当事者が直接集まる場所であり、はたまた、今回の逮捕された人のように逆恨み的に関係のない人を斬りつけるというリスクは当然考えられるものです。

 

今回の事件で、そもそも刃物をもちこめるのかという疑問をもった方が多いと聞きましたが、現状は、一部の裁判所を除いて、なんでも持ち込めるといえます。

 

 

先ほど述べたとおり、やはり、裁判所は色んなリスクが考えられる場所であり、今回の事件を機に、今後の裁判所のチェックのあり方をよく考えなければいけません。

 

 

というわけで、物騒な話からはじまりましたが、今週も暑くなりそうです。

 

熱中症等には気を付けて、今週もなんとか乗り切りましょう。

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