自転車の保険義務化条例

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弁護士の佐藤です。

 

なんという寒さでございましょう・・・。

 

乳酸菌を積極的に摂取するようにしてから免疫力が上がり、風邪を引かなくなったような気がしていたのですが、気だけだったような・・・。

 

 

なんとなく風邪気味っぽい(涙)

 

 

なんという脆い体・・・(涙)

 

 

まあ、「気味」にかけたいと思いますが・・。

 

 

ところで、ここ数日、連チャンで、相続法の改正のお話をしてきましたが、連チャンもつかれるので、本日は別の法令に関するお話を。

 

 

静岡県では、新たな条例ができておりまして、「静岡県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」という条例が、4月1日から施行されております。

 

 

この条例の目玉は、第11条に、

 

自転車利用者は、自転車損害賠償保険等(その自転車の利用に係る事故により生じた他人の生命又は身体の損害を填補することができる保険又は共済をいう。以下同じ。)に加入しなければならない。ただし、当該自転車利用者以外の者により、当該利用に係る自転車損害賠償保険等の加入の措置が講じられているときは、この限りでない。

 

2 保護者は、その監護する未成年者が自転車を利用するときは、当該利用に係る自転車損害賠償保険等に加入しなければならない。ただし、当該保護者以外の者により、当該利用に係る自転車損害賠償保険等の加入の措置が講じられているときは、この限りでない。

 

3 事業者は、その事業活動において従業者に自転車を利用させるときは、当該利用に係る自転車損害賠償保険等に加入しなければならない。

 

4 自転車貸付業者は、その貸付けの用に供する自転車の利用に係る自転車損害賠償保険等に加入しなければならない。ただし、当該自転車貸付業者以外の者が当該利用に係る自転車損害賠償保険等に加入しているときは、この限りでない。

 

 

との規定があるように、自転車に乗る人すべてに保険の加入を義務化しました。

 

 

近年に限ったことではないのかもしれませんが、自転車側が加害者となる交通事故は、思っている以上に多く、その怪我の内容も、自動車がバイクと変わりなく、重いものも見受けられます。

 

 

この点、自動車に関しては、自賠責保険の加入が義務化されているため、最低限の補償はなされるのですが、自転車では、これまで保険の加入が任意であっため、保険未加入で、事故を起こすと、当然、自分の預貯金から賠償することになるのですが、前述したとおり、自転車事故でも、後遺症がでるような重い怪我が生じることもあり、その場合には、賠償金が数百万円にのぼることも珍しくありません。

 

 

自転車も、自動車とかわらず、殺傷能力のある乗り物である以上、保険の義務化というのはむしろ当然といわなければいけないかもしれません。

 

 

もっとも、これには罰則規定がなく、保険未加入であっても、特別ペナルティがあるわけではないのですが、自転車をのる以上、常に、事故の危険はあるため、広くこの条例が県民に浸透し、保険未加入の事故がなくなることを願っております。

 

 

というわけで、本日は、条例のお話でした。

 

 

午後もなんとかがんばります。

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