給費制復活

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弁護士の佐藤です。

 

木曜日です。

 

本日は、午前中、午後の民事調停にむけた打ち合わせ、午後、その調停、夕方新規のご相談、夜、焼津で夜間の法律相談と充実した一日になりそうだし、そうしなければいけません。

 

で、昨日、参議院本会議で、修習生の経済的支援策を盛り込んだ、裁判所法の一部を改正する法律が政府原案のとおり、全会一致で可決し、成立しました。従前の給費が復活したとまでは言えませんが、まがりなりにも国費で修習生の経済的支援策ができたことは、給費廃止から僅か5年ほどであることを考えると、画期的なことだと思います。

 

これは、もしかしたら国民のみなさまにはあまり関心の高いものではないかもしれませんが、司法試験を合格した司法修習生は、現在約1年間、司法修習生として、裁判所、検察庁、法律事務所などで、実際の実務をみて書面を作成するなど、修習をしなければいけないのですが、その期間、従前は国から給与をもらって修習をおくっておりました。

 

これが数年前に貸与といって、給与のかわりに、毎月国が修習生にお金を貸して、修習終了後に返済してもらうという制度に変わっていたのです。

 

これは非常に問題で、国からお金を借りていた人は、例えば、弁護士になったとたん、借金をかかえた生活を送らなければならず、さらには、ロースクールという非常に高額な授業料をこれまたお金を借りてロースクールに通っていた人などからすると、ダブルで借金を抱え、返済していかなければならないのです。

 

現在の弁護士増加による就職難や低収入とあいまって、借金をかかえていることは、ひいては、弁護士の質の低下が懸念されているところでした。

 

現在の弁護士業界をとりまく環境はまだまだ問題が多く、簡単には解決できない問題ばかりですが、昨日のニュースは、一つ、法曹会にとっても明るいニュースとなりました。

 

とはいえ、弁護士の信頼、質の向上は、現在の私にも関係のあることだし、できることでもあります。

一つ一つ、お客様、事件処理を丁寧に行うことで、弁護士に対する信頼を高められていけたらよいと思います。

 

がんばりまっす!

 

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