生活保護費の返還

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弁護士の佐藤です。

 

本日もよい天気です。

 

が、相も変わらず、抗生剤のせいか、体がおかしい・・・。

 

とはいえ、薬飲むのも、本日で最後。

 

が、足は、まだ痛い・・・。

 

いつよくなるのでございましょうか・・・。

 

 

ところで、昨日の朝日新聞のネットニュースで、

 

「生活保護受給者のパソコン購入費は『自立更生の出費』と言えるのか――。自治体による生活保護費の返還請求をめぐる訴訟で、東京地裁は『パソコンは知人に借りることができる』として、自立更生の費用とは認めない判決を出した。」

 

とのこと。

 

これは、

 

「判決は9月21日付。判決によると、原告は東京都東村山市で一人暮らしをしている女性で、2011年11月に甲状腺の手術を受けた後、仕事のあてがなくなり12年2月に生活保護の受給決定を受けた。同年5月~13年5月まで、計122万円を受給した。だが、女性が12年3月から半年あまり派遣会社で働き、収入を得たことが判明。同市は約73万円について返還を求めた。女性側はパソコンの購入費は『自立更生の出費』にあたると主張。『求職活動や収入申告に必要だった』として返還は不要と訴えた。」

 

というものです。

 

生活保護に関しては、様々な問題があり、わたくし自身、担当した事件の中で、生活保護費の使途に疑問をもつことはありました。

 

そして、この女性も、収入がありながら、それを報告せず、生活保護費を受給し続けたことには、ものすごく大きな問題があったと思います。

 

 

が、それはせておき、やはり引っかかるのが、パソコンが自立更生の出費にあたらない理由が、「パソコンは知人に借りることができる」という、一般的な常識からかけ離れた判断を裁判官がしていること。

 

このご時世、自立更生のための準備、また、その後の生活を様々な面から支えるためには、パソコンは必要不可欠だし、借りられるからいいというものではありません。当然、パソコンは、個人情報ばかりが詰ったものなので、それを他人が借りるということは、プライバシーの問題もあります。

 

 

自分が優れているとは思っておりませんが、様々な事件を担当する上で、裁判官の常識を疑うことは少なくありません。

 

この件に関して、控訴するのかどうか知りませんが、上級審の判断もみてみたいところです。

 

 

というわけで、今週はまだまだはじまったばかり。

 

明日は、今年一発目の忘年会。

 

体調管理をしっかりして、日々の仕事に臨みたいと思います。

 

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