消費者問題12~誇大広告について~

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弁護士の佐藤です。

本日もはりきって消費者問題について考えたいと思います。

本日のテーマは誇大広告についてです。

誇大広告とは、商品の内容・価格などが実際より優れているように表現し,消費者に誤認を与える広告のことを言います。

この誇大広告に対しては、不当景品類及び不当表示防止法によって一応の規制がなされています。この法律では、商品やサービスについて、その品質や性能、価格や取引条件が、実際よりもずっと良いものであるかのように宣伝表示することを禁止しています。

誇大広告の規制に関しては、以前は公正取引委員会が所管していましたが、現在は消費者庁全面移管され、消費者庁が、または、消費者からの申告などにより、誇大広告がなされていないかの目を光らせているわけです。

消費者庁は、不当な表示や過大な景品類のおそれのあるときは、調査をするし、事業者には、弁明、資料提出などの機会が与えます。

そして、違反がある場合は「措置命令」、違反はないが違反のおそれがある場合は「警告」、違反につながるおそれがある場合は「注意」の措置がとられることになります。

では、誇大広告によって商品を購入した人は、詐欺として訴えることができるでしょうか?

誇大広告の内容によりますが、一般的には正直難しいと言えます。価値のない石を価値のある宝石だとして売り出す場合などは、詐欺といえるでしょうが(そもそも誇大とも言えないのでしょうが・・・。)、ほとんどのケースは、きわどいギリギリの広告をだしているからです。ダイエットなどの健康食品などがいい例でしょう。

したがって、よほどのことではない限り、詐欺で訴えるというのは難しいといえるのでしょうか。

くれぐれも購入する際には、注意をするようにしてください。

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