根保証に関する新ルール

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弁護士の佐藤です。

 

今週もはじまっております。

そういえば、サッカーのハリルホジッチ監督が電撃解任となってから、少し時間がたちました。なぜ、この時期に、というのは本当にそのとおりなのですが、スポンサーからの圧力というのがやっぱりあったんではないかというのが個人的な感想です。

 

正直、ハリル監督のサッカーがおもしろいかというと、わたくし的には、おもしろくはなかったのですが、どの代表監督もそうだと思いますが、ワールドカップが集大成で、それに向けて試合をやってきたわけなんで、ワールドカップ本番で、ハリルジャパンのどういう試合をやるかは、楽しみにしておりました。そういう意味では、残念ですね。

 

 

で、話変わって、日々、色々な法律相談を受けているのですが、法律相談で、結構多いのが、保証に関することです。

 

保証契約も立派な一つの契約なのですが、債務を負担する意識がない方が以外と多く、人から頼まれて、安易な考えで保証契約をする方が多々いらっしゃいます。

 

 

そういうこともあってか、2020年4月1日に施行される「民法の一部を改正する法律」では、保証について、保証人の保護という観点から、新しいルールが設けられております。

 

本日は、その一つである根保証契約についての、新ルールを簡単にご紹介します。

 

まず、そもそも根保証とは、継続的な取引関係から生ずる不特定・多数の債務のためにする保証をいいます。

 

例えば、アパートやマンションの賃貸借契約で、賃借人の保証人となることは、将来の債務額が決まっていないため、根保証ということになります。

 

そして、将来の債務額がわからず、将来、膨大な保証債務を負うリスクを回避するために、今回の改正では、まず、極度額、すなわち、上限の定めがない個人の根保証契約は無効ということになりました。

 

したがって、保証人となる場合には、極度額がいくらかを注意する必要がありますし、債権者や大家さんなどで、保証人をつける場合には、極度額を設定しないと、保証人に支払を求めることができなくなるので、これまた注意をする必要があります。

 

さらに、新ルールとしては、個人が保証人となる根保証契約については、保証人が破産したときや、主債務者又は保証人が亡くなったときなどは、その後に発生する主債務は保証の対象外となっています。

 

 

というわけで、保証に関する新制度を簡単にご説明しました。

 

 

施行までまだ時間があるといっても、きっとあっという間なので、新法の勉強を怠らないよう勉強していきたいと思います。

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