最高裁決定に対する異議の申立

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弁護士の佐藤です。

 

今週もはじまりました。

 

本日は午前中裁判があったあとは、事務所で法律相談やら、打ち合わせが諸々入っております。

 

本日も朝寒く、テンションを上げるのに必死でございます。

 

 

 

ところで、先週、オウム裁判の高橋被告人に関して、朝日新聞から、

 

「地下鉄サリンや松本サリン、弁護士一家殺害などオウム真理教が起こした一連の事件の刑事裁判がすべて終結した。殺人などの罪で一、二審で無期懲役とされた元信徒・高橋克也被告(59)の裁判が最後まで続いていたが、最高裁第二小法廷(菅野博之裁判長)は18日付の決定で上告を棄却。不服とした被告から異議の申し立てがあったが、25日付の決定で棄却した。」

 

との報道が。

 

これにより、死刑が確定している者の執行が本格的に検討されることになりそうなのですが、今回のお話では、そこではなく、前記報道の、異議申立の棄却についてです。

 

日本の裁判は三審制で、最高裁判決が出た場合、その上の上級審はないので、最高裁判決がでた瞬間に、その裁判が確定するように思えます。

 

 

しかし、そうではありません。

 

 

上告棄却決定に対しては、その裁判をした裁判所である最高裁に、異議の申立てをすることができるのです。

 

この異議の申し立てですが、上告棄却決定が送達された翌日から起算して3日のうちは異議申立てができるので、その3日間は裁判内容が変わる可能性があるため、確定されないわけです。そして、異議申立てがないままならば、3日という異議申立て期間が経過することで裁判は確定します。 次に、異議申立てがあった場合ですが、異議申立てに対する決定は、郵便で送達されるため、その送達された日に確定することになります。そして、異議申立てに対する決定に対して、再び上訴や異議申立てはできないため、そこが終わり、つまり確定になるというわけです。

 

 

というわけで、少々細かい手続の説明でした。

 

 

今週も気合をいれてがんばります。

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