最高裁判決~離婚の慰謝料請求~

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弁護士の佐藤です。

 

本日も諸々裁判の期日が入っております。

 

 

で、昨日から花粉の量がとんでもないことになっております。

 

 

花粉症には本当に辛い時期になってきましたね・・・。

 

 

 

 

ところで、先日のブログで、離婚の慰謝料請求について最高裁で初めて判断がでるというニュースを取り上げましたが、その結果をお伝えしておりませんでした。

 

 

すでに、大きく報道されているところですが、結論を申し上げると、原則的に離婚の慰謝料は認められないというもので、例外的に、不倫相手が夫婦関係に不当に干渉し、離婚させた場合に、離婚の慰謝料請求を認めるというものでした。

 

 

最高裁の理屈は、不貞があったからといって離婚するというものではなく、不貞行為が離婚との因果関係がないというのが原則で、例外的に、不倫相手が、離婚させるだけの強い働きかけがあった場合に、離婚の慰謝料請求を認めるというものだと思います。

 

 

夫婦のありかたというのは当然千差万別で、不倫が発覚してから離婚にいたるまで、本件では数年が経過しており、その期間に様々な離婚下人が介在していたとは思われるので、最高裁の判断に私自身は理解できますが、これは推測ですが、不倫が発覚後、原告であった夫は懸命に夫婦関係の修復を図ろうとしたものの、結局不貞行為の過去が忘れきれず、離婚に至り、そのため、不貞を原因としては時効にかかっているが故に、離婚を原因とした損害賠償請求の提訴をおこしたと勝手に想像しているので、仮にそうだとすると、敗訴した方も気の毒な気がします。

 

 

というわけで、今週もすでに折り返しておりますので、なんとかやると決めたことをやり通せるようがんばります。

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