損害賠償額の予定の制限

IMG_3699 (002)

弁護士の佐藤です。

 

今週も金曜日まできました。

 

本日は、午前中、静岡地裁で裁判、午後は静岡家庭裁判所の富士支部で遺産分割調停、夕方から打ち合わせをなっておりました。

 

 

で、明日は久しぶりに結婚式に参加。

 

しかも、スピーチを頼まれておりまして、いつまでたっても慣れないスピーチに今から緊張です。

 

 

噛みまくりでしょう。

 

ところで、先日、ご相談があった内容で、違約金に関するご相談がございました。

 

ホテルやレストランで、キャンセルをした場合、違約金が発生する場合があります。

 

この違約金は必ず支払わなければいけないのかというご相談だったのですが、民法には、以前にもお話しましたが、損害賠償額の予定という規定がありまして、民法420条には、

 

  1. 当事者は、債務の不履行について損害賠償の額を予定することができる。この場合において、裁判所は、その額を増減することができない。
  2. 賠償額の予定は、履行の請求又は解除権の行使を妨げない。
  3. 違約金は、賠償額の予定と推定する。

 

とあり、したがって、基本的には決められた違約金を支払う義務というのはあります。

 

しかし、当事者間で取り決めしてしまえば、高額の違約金でも支払義務が生じるのかというと、消費者保護の観点から、特別法がございまして、消費者契約法9条は、

 

  1. 次の各号に掲げる消費者契約の条項は、当該各号に定める部分について、無効とする。

一  当該消費者契約の解除に伴う損害賠償の額を予定し、又は違約金を定める条項であって、これらを合算した額が、当該条項において設定された解除の事由、時期等の区分に応じ、当該消費者契約と同種の消費者契約の解除に伴い当該事業者に生ずべき平均的な損害の額を超えるもの 当該超える部分

二  当該消費者契約に基づき支払うべき金銭の全部又は一部を消費者が支払期日(支払回数が二以上である場合には、それぞれの支払期日。以下この号において同じ。)までに支払わない場合における損害賠償の額を予定し、又は違約金を定める条項であって、これらを合算した額が、支払期日の翌日からその支払をする日までの期間について、その日数に応じ、当該支払期日に支払うべき額から当該支払期日に支払うべき額のうち既に支払われた額を控除した額に年十四・六パーセントの割合を乗じて計算した額を超えるもの 当該超える部分

 

 

として、平均的な損害の額を超えるものは、その部分につき、支払う必要はなくなります。

 

したがって、一概には判断できませんが、各分野で通常生じる損害を調査して、場合によっては、平均的損害を超えているとして争う余地はありうるかと思います。

 

 

というわけで、今週もぼちぼちおわります。

 

本日は富士にいったので、富士タンメンさんの辛味噌ラーメンを食べてきました。

 

2回目の来訪でしたが、相変わらずの美味。

 

暑くて食欲がない日にはもってこいのラーメンです。

 

 

ではでは、みなさま、よい週末を。

ページの先頭へ