拾得物返還のその後

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弁護士の佐藤です。

 

本日は、午前も午後も裁判で、そのあとは、新規のご相談などなどがあります。

 

そういえば、昨日、右足親指が腫れた件で、また病院へいってきました。もうかれこれ1ヶ月がたちます・・・。

 

こんなにも痛みが引かないのは、この親指に入った菌が強烈なのか、はたまた老化のせいで、なおりが遅いのか・・・。

 

まあ、最初の頃と比べると、痛みはだいぶおさまってきたとはいえ、患部がまだまだ痛い。

 

 

これまで、病院へいくと、先生が状態をみて、患部にグリグリ薬のようなものを塗って、ガーゼしておしまいで、昨日もきっとそれでおわるのだろうと安心しきって診察室に入ったのですが、昨日の先生の表情がちょっと違った・・・。

 

親指の様子をみて、一言。

 

 

「よし、切ろう!」と・・・・。

 

 

あまりに衝撃的な一言で、頭が真っ白になり、何をするのかもわからず、怖いので、何を切るのかも聞けず、私も一言。

 

「い、痛いの・・・?」

 

これに対して、先生は、

 

「爪は痛くないわよ。」

 

と、会話も終わっていないうちから、わたくしの右足をもって作業をお開始し・・・。

 

 

その後

 

 

当然、

 

 

 

激痛が(涙)(涙)(涙)

 

 

 

拷問とはこんな感じなのだろうか、とふと感じながら、痛みに耐え続け、処置は終了したのですが、切ったのは、どうやら、巻き爪で、爪が肉に刺さった状態であったため、腫れた患部をどけ、爪を切っていたそうで、痛いのは爪を切ったからでは当然なく、患部をどけていた作業だったような。

 

怖いので作業をみていないからわかりませんが。

 

 

先生は、これまで腫れが少し引くのを虎視眈々と待っていたのでしょう。

 

 

で、また二週間後に病院っす(涙)

 

 

また同じ作業をやるかもとも・・・(涙)(涙)

 

 

まあ、しっかし、どSだわ・・。

 

因みに、その日は、心が折れたので、そのまま帰宅しやした・・。

 

 

 

で、最後に、本日食事をしていた際、読んでいたマンガにでてきたので、簡単にご説明いたしますが、落とし物を拾ったとき、落とした人からお礼を受ける人もいれば、ない人もいるのでしょうが、このお礼、例えば、落としたものの価値の何%が妥当かどうかご存知でしょうか。

 

これ、ちゃんとした法律が定められておりまして、遺失物法というものがございます。

 

そして、遺失物法28条1項は、

 

物件(誤って占有した他人の物を除く。)の返還を受ける遺失者は、当該物件の価格(第九条第一項若しくは第二項又は第二十条第一項若しくは第二項の規定により売却された物件にあっては、当該売却による代金の額)の百分の五以上百分の二十以下に相当する額の報労金を拾得者に支払わなければならない。

 

としているのです。

 

ここでポイントなのは、「支払われなければならない。」とされていることで、落とした物が返ってきた場合、その人は、拾得した方に、お礼をしなければいけない法律上の義務があるのです。

 

まあ、通常は、請求をしないということで終わっているのがほとんどでしょうが、仮に、支払を請求し、請求された者が拒んだ場合、裁判をやれば、何%かはさておき、支払わなければいけないという判決がでることになるのです。

 

因みに、遺失物法29条は、

 

第二十七条第一項の費用及び前条第一項又は第二項の報労金は、物件が遺失者に返還された後一箇月を経過したときは、請求することができない。

 

と規定されており、1ヶ月経過すると、請求することができなくなります。

 

 

というわけで、拾得物に関する珍しい法律をご紹介しました。

 

長々と書いてしまいましたが、今週はまだまだ。

 

裁判、打ち合わせが盛りだくさんなので、気合をいれてがんばります。

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