成年年齢

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弁護士の佐藤です。

 

連休明けです。

 

ところで、昨夜、またとんでもない映画を観てしまいました。

 

「ユージュアル・サスペクツ」という1995年のアメリカのサスペンス映画で、アカデミー脚本賞等を受賞したものです。

 

ネタバレするので内容はいいませんが、終わった直後は、単純などんでん返しのよくあるアメリカ的なサスペンス映画かと思うのですが、よくよく考えると、頭の中が混乱します。

 

物語の進め方が独特なため、実はものすごく複雑で、主役が誰なのかもわからなくなるほどです。

 

とてもよい映画だと思いましたが、ただ一つ言えることは、寝る前に観る映画ではありませんな・・・・。

 

 

で、話変わって、本日は、ついに選挙の公示日で、2週間弱の選挙運動による闘いがはじまりました。

 

衆議院解散時は、なんのための選挙がわからず、今もそう思うところも多々あるのですが、憲法改正や今後の安全保障、消費税増税など、政治が岐路に立たされていることは事実だと思います。

 

 

わたしも含め、できるだけ多くの方が、うわべだけの人気、不人気で決めるのではなく、各政党の政策を吟味した上、選挙に行くべきだと思うし、せっかく18歳以上の方々も選挙権を得ているので、若い方々に選挙に行ってもらいたいですね。

 

まあ、わたしは、若いとき、まったく選挙に行かなかったので、完全に自分のこと棚に上げていますが・・・。

 

 

で、そういえば、18歳で思い出しましたが、選挙権に限らず、法律上の成年年齢を18歳に引き下げる法改正の動きがあります。

 

 

これについては、なかなか難しい問題だと思います。

 

わたくし個人的な経験からすると、成年年齢は20歳のままでいいのではないかと思っています。

 

選挙権の話と矛盾するのかもしれませんが、高校卒業して、わたしは東京で一人暮らしを始めたのですが、一人暮らしを始めた頃というのは、今思い返しても、本当におこちゃまで、未熟で、非常に危うい時期だったと思います。

 

 

で、高校の部活とは異なる大学のサークル活動や、バイトなどを経験して、20歳に向けて、少しずつ、少しずつ子どもから大人に変化していった気がして、この2年間というのはとても貴重な時間だと思うのです。

 

成人年齢をどうするかで問題の一つは、消費者被害で、現行法のもとでは、例えば、18歳が単独でした契約というのは、親の同意がないことを理由に取り消すことができますが、18歳を成人年齢とすると、この取消権が行使できなくなるわけです。

 

そうすると、マルチ商法や訪問販売、キャッチセールスからの被害から救済できる術がなくなく可能性も否定できないのです。

 

社会経験が未熟であれば、やはり、そういった悪徳商法にも引っかかりやすくなるわけだし、現実に実務で相談を受ける案件の中には、未成年者の消費者被害があるのです。

 

 

そういう意味で、成年年齢は、20歳でいいかと思いますし、仮に変更するとしても、消費者被害からの救済法も検討すべきだと思っております。

 

 

というわけで、連休明けから長々と書いてしまいました。

 

 

今週もよろしくお願いします!

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