情状証人

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弁護士の佐藤です。

 

いつのまにか木曜日です。

 

火曜日は、関東弁護士連合会の地区別懇談会が静岡で開催されまして、静岡支部幹事をやっている手前、静岡での開催である以上欠席はゆるされないと思い、参加してきました。お恥ずかしい話、関弁連の地区別懇談会に参加したのは初めてで、内容は、各単位会から日弁連に対して、様々な問題、取組に質問をして、回答するという、国会の答弁のような形式でした。

 

なかなか、普段日弁連の執行部の話も聞けないので、新鮮で勉強にもなりました。こういうのはやはり積極的に参加すべきですね。

 

夜は、懇親会もあり、他県の執行部の先生方と色々意見交換ができました。お酒が加わったので、話す内容も、昼間とは違う刺激的な話がでたり、他県の活動内容はあり方が聞けたり、本当に貴重な時間を過ごせました。

 

 

で、昨日は、法曹協議会という、裁判官、検察官、弁護士が集まって、簡単にいれば、司法をよりよくするためにはどうしたらよいかということを三者で協議するという、一年に一回開催されている恒例行事です。

 

 

一昨日は、他県の弁護士、昨日は、裁判官、検察官と、普段なかなか話ができない方々と話ができたので、色々勉強になる2日間でした。

 

ただ、両日とも懇親会があったため、二日連チャンの飲みは少々よろしくありませんな・・・。

 

お酒が本当に弱くなった・・・。

 

 

ところで、昨日でしたか、東スポのネットニュースから、

 

「俳優・浅野忠信(44)の父親で、昨年11月に覚醒剤取締法違反(使用)容疑で逮捕された自称無職・佐藤幸久容疑者(68)が、また逮捕されていたことが2日にわかった。昨年の事件で有罪判決を受け執行猶予期間中のため『問答無用で実刑、刑務所行きは確実』(法曹関係者)。気の毒なのは浅野だ。先の公判で、家族として父親の“クスリ絶ち”をサポートすると約束していたため『ちゃんと父親を見ていたのか!?』との批判的な声も出た。実際に先月上旬、本紙が目撃した浅野は『父のサポートより恋人との時間』を優先しているようにも…。」

 

との報道が。

 

 

まあ、東スポなので、どこまで本当かわかりませんが、「ちゃんと父親を見ていたのか」という批判が本当にあったのであれば、違和感を覚えます。

 

 

刑事事件で、自白事件であれば、通常、情状証人といって、主に家族などに、法廷にたってもらって、被告人の生い立ちとか生活態度、そして、今後の監督の可否などを話してもらうことがあります。

 

 

で、私もついつい確認はしますが、被告人の今後の「監督」という言葉。

 

未成年者であればまだわかりますが、みな大人なので、成人を四六時中監督するなど、到底不可能な話。

 

 

なので、監督者がいるかどうかを裁判所や検察官がどこまで重視しているかわかりませんが、個人的には、監督してくれるかどうかが重要ではなく、わざわざ自分の裁判に、傍聴人がいる中、緊張しながらも一生懸命話をしてくれた情状証人の背中、顔を一生忘れないでいてもらいたいと思いながら、質問をしております。

 

 

そういう意味では、今回の件で、浅野忠信さんを批判するところは皆無ではないかと思います。

 

 

というか、気の毒です。

 

 

前回の判決から時間がたっていないので、今回は、実刑になるのでしょうが、一日でも早く、立ち直ってもらいたいものです。

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