弁護士雑感

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弁護士の佐藤です。

ゴールデンウィーク明けとはいえ、本日は金曜で、明日からまた休みです。休みボケをとるためにも、ガツガツ仕事したいと思ってます^^;

で、連休明け初日の昨日は法テラスという機関の扶助審査をしておりました。

法テラスというのは、簡単に言えば、弁護士費用を一括で支払うほどの資力がない方に、弁護士費用をまずは立て替え、立て替えた費用を分割で償還していただくという機関です。

当然ですが、全員がこの制度を利用できるわけではありません。収入など一定の経済面での要件を満たさなくてはいけませんし、裁判や調停などを起こすにしても、有る程度、勝訴の見込みなどの見通しがたってないといけません。つまり、なんでもかんでも、無謀な提訴等にまでお金を立て替えるというのではなく、なんとかしなきゃいけない問題をかかえていながら、弁護士費用を払うことができない方々を経済面で救済しようとするのがこの制度です。私なりの解釈ですが。

そして、経済的な資力要件や、勝訴の見込みがあるかなどを見極めるのが、扶助審査員で、私も務めさせていただいているわけです。弁護士になって、結構すぐ審査員に任命されたので、審査員歴もまあまあな年数になりました、、

この審査員ですが、なかなか大変です・・。ある意味、法律相談より大変かも(~_~;)

とはいえ、法テラスという制度の重要性も理解しております。

法律相談などて、相談事をお聞きしていると、やはり、なんとかしなきゃいけない事案は多々あります。が、弁護士も家族や事務員さんを養うためにはお金を稼がないといけないため、ボランティアでの仕事はなかなか考えてしまうところです。そこで、法テラスを利用し、弁護士は弁護士費用を一括で法テラスからいただき、クライアントさんは、毎月支障のない程度で弁護士費用を分割で償還していただくというのは、素晴らしい制度だと思います。

ただ、詳しくは書けませんが、審査員をしていると、法テラスの趣旨を勘違いされている方もいらっしゃるのも事実です。

法テラスが立て替える弁護士費用は、基準があるのですが、通常の弁護士費用よりは格段に安くなってます。逆に言うと、格段に安い費用で各弁護士は仕事を受任しているのです。

で、なぜ弁護士がそういう費用で受任するかというと、やはり、なんとかしなければという意識があるからなんだと思ってます。

まあ、昔と今で弁護士の感覚も違うのかもしれませんが、各弁護士が弁護士なりの苦悩を抱えながら、仕事をしているということも、少しはわかってもらえたらとも思ってます。

よく、弁護士は金儲け主義、的な話を聞きますが、決してそんな弁護士ばかりではないと。

いずれにしても、法テラスという制度をご存知ない方もいらっしゃると思いますので、問題を抱えているのに、お金がないという方は是非ご相談ください^^

 

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