弁護士雑感

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弁護士の佐藤です。

最近、なぜか尋問ラッシュです。なんでなんですかねえ、、重なるんですよね、こういうの、、

尋問というのは、民事事件でいうなら、事件の当事者や関係者から、裁判所の法廷で直接話を聞くことです。

尋問前はいつも、緊張し、神経質になり、なおかつ、楽しみでもあります。

私の依頼者側の尋問なら、答えはだいたい予想できるのでよいのですが、相手方、つもり、相対する方の反対尋問は、予想がつきにくい分、準備に苦労します。

反対尋問は、瞬発力だと思ってます。裁判所の法廷での主尋問で何を言い出すかは、当日にならないと当然わかりません。

突然の発言に疑問を感じ、それを反対尋問にいかさなくてはいけません。

そのために何が必要になるかというと、これまでの当該事件の記録を隅から隅まで読むことです。

最初は突っ込みどころや、聞くことがあまりになさすぎて困ることもあります。

でも、事件記録を読めば読むほど、そんな事件でも、相手側の弱みになる穴があるものです。

だから、記録を頭に叩き込んでおくことで、反対尋問の突破口を当日に見出せたりもします。

尊敬する先輩弁護士がわたしに言ってくださった、一つの事件に、相手方の弁護士がかける時間以上の時間を、その事件につかわないと、事件には勝てないという言葉がわたしの弁護士人生の大事な言葉になってます。

で、最初に楽しみでもあると言ったのは、尋問こそ、弁護士の表舞台にたつ瞬間なのかなあと。

日頃、そんなに、人様の前にたつこともないんですよね、、民事事件は特に。

なぜかといいますと、民事事件は基本的には書面のやりとりで通常の期日は終わるからです。民事事件で弁護士が目立つのは本当に尋問くらいで。

刑事事件はまた別ですけど、刑事事件の裁判なんて、私の経験上、2ヶ月に一回あるかないかだし、反対尋問なんて滅多にないですから、、

まあ、何はともあれ、尋問は気合いが入ります。

 

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