弁護士人口増

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弁護士の佐藤です。

 

寒い寒い日が続きましたが、ようやく金曜日まできました。というか、1月も来週で終わります。

 

正月ボケで苦しんでいたことが懐かしく思えるくらいです。

 

こうやって今年一年も過ぎていくのでしょう。

 

一日一日を大事に、無駄にせず生きていかないといけません。

 

 

ところで、本日も新聞報道を取り上げたいのですが、毎日新聞では、

 

「国内の弁護士数が今月、初めて4万人を超えたことが、日本弁護士連合会への取材で明らかになった。司法制度改革が本格始動した2002年以降、弁護士が大半を占める法曹人口の拡大が続き、ここ10年間で約1.5倍に増えた。日弁連は活動領域の拡大に力を入れているが、裁判件数が増えていないこともあり『司法試験の合格者数を抑制すべきだ』との声もある。」

 

とのこと。

 

 

わたくしが弁護士になったのは10年ちょっと前なのですが、弁護士なり立ての頃と現在では、弁護士や法律事務所のあり方というのは本当に大きく変わりました。

 

 

例えば、10年前は、ホームページを持っている法律事務所は、静岡では少数派だったし、初回法律相談料を無料にする事務所は皆無で、東京の法律事務所が静岡に進出してくることもほとんどありませんでした。

 

当たり前ですが、この10年で、弁護士人口が増え、競争が激化した結果です。

 

 

お客様が弁護士を選択するというのは、とても素晴らしいことだと思っております。弁護士に委任したはいいが、弁護士とあわず、弁護士を変えたくても、弁護士が見つからないのでは困ってしまいます。

 

今の時代、変えようと思えば、いくらでも変えられるくらいの弁護士がいます。

 

 

ただ、一つ、懸念は、営業面ばかりに目がいってしまうと、本業の弁護士業務、弁護士としての知識、経験を蓄えるということが疎かになってしまい、ひいては、ご依頼主さんの満足に応えられないということがでてしまうのではないかということです。

 

それが、最終的には、弁護士不信を招く結果にならないのかと思うわけです。

 

もちろん、自分のことを棚に上げるつもりはなく、私自身、そういった視線をもって仕事に向き合わなければいけないと思っております。

 

 

 

最終的に、毎年の合格者を何人にするのがよいかは、なんともいえないところはありますが、競争が「激化」するところまで行ってしまうと、やはり、この業界、しいては、市民のみなさまの不利益を招きかねないので、数年前のことをかんがえると、1000人から1500人くらいが妥当なのかと思います。

 

 

それと、弁護士業務の今後を考える点で、報道では、弁護士人口が増加しても、裁判の件数はかわらないというデータがある一方、弁護士特約により、交通事故の受任件数は増えているとのことです。

 

 

実際、交通事故以外の法律相談があっても、裁判までいかないことは多く、それは、裁判沙汰を好まない国民性もあると思いますが、高額な弁護士費用がネックとなることも多いかと思います。

 

 

そういう意味では、交通事故以外の弁護士特約の保険が、実際売り出されているので、もっと一般の方々に浸透していけばとも思います。

 

 

というわけで、長々ととりとめもなく書いてしまいました。

 

なにはともあれ、市民にとって、身近で頼れる弁護士になりたいという初心を忘れず、日々努力していきたいと思います。

 

 

ではでは、みさなん、よい週末を。

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