少年事件の主に愚痴・・・。

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一昨日のブログで、試練なんていいましたけど、弁護士の仕事として、依頼者の立場にたって物事を考えるのはいいのですが、依頼者と完全に寄り添って、事件にのぞむのは間違ってると思ってます。

 

誤解を生むかもしれませんが、依頼者と同じ感覚になると、きっとまとまるものもまとまりません。

 

どうやったって、紛争に巻き込まれた依頼者は、感情的になるものです。でも、弁護士が、依頼者と一緒になって感情的になったところで、よいことはありません。

 

弁護士は、一歩ひいたところで、冷静に分析して、依頼者の一番利益になることを考え、依頼者に説明すべきだと思ってます。

 

とはいえ、弁護士も人間で感情的にもなるわけで。時に、特に、刑事事件の否認事件では、なんとしてでも、助けたいと思うわけです。

 

とある事件をめぐって、色んな各方面にむかって、最近怒りと虚しさを感じているのはそのせいです。

 

で、今の少年事件にまつわる法律と家庭裁判所には甚だ疑問に感じることがおおい。否認事件で、観護措置(鑑別所にいれる手続)をとらないよう意見書を提出しても、形式的な判断で蹴られ、観護措置決定をしたあげく、観護措置決定をすると期限が決められて、その期限内に手続を終了させなければいけない関係で、かなりタイトなスケジュールを強いてくるのです。正直、ホントに腹立たしい。

 

そんなんでは充分な付添人としての活動が保障されません。

 

充分な付添人としての活動を保障するなら、観護措置決定をせず、在宅にすべきだし、そんな期限を定めている法律も意味がわかりません。

 

あと、証拠の扱いに対しても違和感を感じます。成人の刑事事件については起訴状一本主義といって、裁判官は裁判がはじまるまでは、証拠をみることができません。証拠を採用するにしても、弁護人の意見が必要です。裁判官の予断を排除するためです。

 

でも、少年事件は異なります。弁護人の意見関係なく、裁判官は審判前から証拠を見れます。

 

なんでなんすかね。

 

認め事件を前提に、罪を犯した人をどうするか、という意味では、成人と未成年者で手続が違っていても仕方がないとは思います。

 

でも、否認事件で、期間から、証拠の扱いまで、なんでこうも変わるのでしょうか。もっと議論されてもいいのに。

 

とはいえ、愚痴ばかりいっても何かがすぐに変わるわけではありません。

 

なんとしてでも、無罪を勝ちとらないといけません。刑事事件のスペシャリストである、尊敬する先輩が協力していただけることになり、気合い十分。

 

全力でぶち当たってやりますぜ!

 

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