子会社従業員の親会社への責任追及

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弁護士の佐藤です。

 

今週もあっというまの金曜日です。

 

本日は、電話会議による裁判が2件。場所は、沼津支部と浜松支部で、昔は、県内なら出頭するのが当たり前でしたが、本当に便利な世の中になりました。

 

ところで、昨日の新聞から、

 

「子会社の女性従業員が職場の男性から受けたセクハラ被害について、相談を受けた親会社が責任を負うべきかどうかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(池上政幸裁判長)は15日、『相談時の状況によっては責任を負う』とする判断を示した。」

 

との報道が読売新聞から。

 

この点、どのような状況であれば親会社が責任を負うのか具体的に明らかになっていないところが最高裁らしい判断といえますが、本来、上司とのトラブルで被害にあった場合、訴える相手としては、その上司及びその会社ということになり、親会社、子会社の関係にあっても、別の法人格を有しているため、責任がある場合、子会社にしかないのが原則といえます。

 

そういう意味で、状況次第でも、親会社が責任をおう場合がありうるとした判決には一定の評価があっていいと思いますし、親会社への責任追及という問題では、今後の判例の蓄積がまたれる分野だといえます。

今回判決では、親会社の責任について、「相談時の具体的状況や窓口の体制によっては適切に対応すべき信義則上の義務を負う」と指摘しているため、セクハラ被害の立証に加え、相談の経緯もしっかり証拠として保全していく必要がでてくるでしょうが、親会社としても、管理体制を整える一つのきっかけになればと思います。

 

 

本日は、顧問先であり、中学からの親友と夜食事です。

 

食事のときは、友人として会っているので、割り勘にしてくれればいいのに、いつも奢ってもらっていて、恐縮なのですが、自分では手を出せない料理屋さんをいつも予約してくれるので、本日も大変楽しみです。

 

まあ、本当にお互い年を取り、出てくる会話が、子育てと保険と健康診断の結果の話ばかりという・・・。

 

わたしは、健康診断を受けていないのだけど・・・。

 

 

いずれにしても、未だに、仕事上もでもプライベート付き合いがあることに感謝です。

 

 

それでは、みなさまもよい週末を。

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