大崎事件

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弁護士の佐藤です。

 

今週もはじまりました。

 

先週の金曜日は、夜、司法修習生が事務所訪問ということでわたくしの事務所にきていただき、その後、食事に出かけたのですが、食事には今年弁護士になったばかりの新人弁護士も加わり、非常にフレッシュな飲み会となりました。最近、あまり新人の方々と絡む機会がなかったので、楽しかったですね。

 

自分も10年ちょっと前は、本当に同じような悩みをかかえていたりして、懐かしい感じもしつつ、あんまり変わっていないなあとも思ったりして、色々刺激になりました。たまにはいいですね、こういうの。

 

 

ところで、本日、大崎事件という殺人事件の再審請求事件で、福岡高裁宮崎支部も、再審を認める決定をしたとのこと。

 

その記事の中で、

 

「原口さんの再審請求は3回目で、共犯とされた親族らの『自白』の信用性などが争点となる中弁護団は供述の不自然さを分析した心理鑑定書などを提出。鹿児島地裁はその証拠価値を認め、去年6月、『殺害行為も、死体遺棄もなかった疑いを否定できない』として再審を認めました。」

 

ということが記載されていました。

 

事件の中身をあまり知らないのですが、気になったのは、心理鑑定書の提出と、鹿児島地裁が、その証拠価値を認めたこと。

 

わたくしも、以前担当した強盗殺人事件の否認事件で、心理学にかかわることがあり、大阪の心理学の教授に会いにいって話を聞いたことがあるのですが、裁判の中で、心理学や心理鑑定というのは、なかなか難しい分野と立ち位置で、鑑定の内容にもよりますが、証拠価値が認められにくいものだと思っておりました。

 

素人的意見ですが、科学は科学的根拠があるのに対し、心理学というのは、いまいちその根拠に乏しいイメージがあるから、裁判所としては、採用しにくい分野だと思うのです。

 

その中で、今回の再審事件で、心理鑑定書の証拠価値を認めたという点には、多いに関心があり、その中身と過程は是非とも勉強したいと思いました。

 

 

先ほどの新人弁護士の話ではありませんが、まだまだ学ばなければいけないことは本当に多いとつくづく最近思います。

 

 

 

というわけで、今週もはりきってがんばります。

 

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