大分県弁護士会の是正勧告

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弁護士の佐藤です。

 

本日は雨です。本日も痛みとともにがんばります。

 

本日は、午前中、弁護士会で法律相談の担当、午後はお馴染みの日本クレジットカウンセリング協会で債務整理に関する相談の担当、その後、新規のご相談2件と、多くの方とお会いする予定です。

 

法律相談は、当然、悩みを抱えている方なので、最初は不安そうな顔で来られる方が多いのですが、限られた時間の中で、お話を聞き、最後は笑顔でお帰りいただいたときというのは、弁護士になって本当によかったと思う瞬間です。

 

もちろん、全部そうなるわけではありませんが、本日もよういった方が一人でも増えるよう、真摯に対応することを心がけのぞみたいと思います。

 

ところで、先日のニュース(毎日新聞)で、

 

「大分県弁護士会は6日、就農のため県北部の出身地の集落(14世帯)にUターンした男性の世帯に対し、集落全体で「村八分」をしているとして、村八分をやめるよう是正勧告したと発表した。」

 

とのこと。

 

さらに、

「弁護士会によると、男性は母親の介護のため、2009年に関西からUターンしたが、11年ごろ、農地開拓の補助金の支払われ方に疑問を呈し住民とトラブルになった。母の死後の13年、集落は会議を開き男性を自治会の構成員に入れないと決定。その後、男性は豊作祈願などの行事の通達をしてもらえなかったり、市報が配布されなかったりしている。」

 

とのことです。

 

村八分というのがまだあるのかということに驚きますが、一般的に珍しいと思われるのが、是正勧告をだしたのが、弁護士会であることです。

 

今回の事件では、大分県弁護士会の中の人権擁護委員会という委員会が調査、仲介を行ってきたとのことで、弁護士会がこういったことをやるというのはなかなかニュースにならず、一般の方は知らないことかもしれません。

 

 

 

が、弁護士にとっては、それほど珍しいことでもありません。

 

今回は、事件の内容自体が珍しかったため大々的に報道されていいますが、弁護士は、各県の弁護士会に所属した上、委員会に配属されます。

 

そして、委員会によっては、内容を調査し、勧告を出すことも度々しております。

 

 

わたしが所属していた委員会の中では、過去に、子どもの権利委員会でも、非弁取締委員会でも、調査をし、勧告を出すといったことは何回かありました。

強制力まではありませんが、やはり効果はあると思いますし、こうして報道されたことでまたさらに、一定の効果が望まれるという意味では、私達の委員会の役割というものも、非常に重大であると感じております。

 

 

この委員会、熱心にやる弁護士もいればそうでない弁護士もいるわけで、それぞれの価値観で動けばいいと思います。

 

ただ、どこか弁護士というのは、公務的な仕事も担っていると、わたし個人は思っていますので、あらためて、会務の重要性を感じる報道でありました。

 

というわけで、午後も、雨にも痛みにもまけず、気合をいれてがんばります。

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