国民審査

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弁護士の佐藤です。

 

本日もどんよりした天気で、肌寒い一日でございました。

 

昨日も言いましたが、本日は、午前中クレサラ相談3件、午後は法テラスで法律相談6件と、1日でこれだけ沢山の方から相談を受けることはなかなか珍しいことです。

 

ところで、選挙も終盤に差し掛かり、白熱した演説が続いておりますが、忘れがちなのが、衆院選と同時に行われる最高裁判所裁判官の国民審査です。

 

この最高裁判所裁判官の国民審査とは、平成26年12月末の衆院選挙以降に任命された7名が、日本最高の司法機関である最高裁の裁判官にふさわしいかを、国民が判断する大事な審査です。

 

ご存知かもしれませんが、衆議院選挙の際、最高裁判所裁判官の名前が記載された用紙が配られ、辞めさせたい裁判官がいる場合には、名前の上に×をつけ、その数が有効投票の過半数を超えれば、その裁判官は罷免させられます。

 

 

これまでこの手続によって罷免となった裁判官はおりません。

 

というのも、国民には、どの裁判官がどのような判決を書いてきたか知らないため、あまり関心がないというのが実情だと思います。

 

 

ただ、この制度自体はやはり重要だと思うし、もう少し、国民が関心をもつよう、よい方法はないものかと考えてしまします。

 

特に、国会や内閣のやり方が強引であればあるほど、憲法の番人である最高裁裁判所の判断は重要になるし、結局、そこが歯止めとならなければ与党、内閣のやりたい放題になってしまうわけであり、現在社会において司法が果たす役割は非常に大きいといえます。

 

そこで、数少ない国民が司法に対して意見できる場を、有効に活用してもらいたいと思うわけです。

 

当然、最高裁もよい判決を出すときもありますが、信じられないような判決もあるわけです。

 

そういった情報をもっと提供して、この国民審査が充実するよう、マスコミなどにもがんばってもらいたいところです。

 

 

で、最後に、台風の影響もあるのか、今週末までずっと天気が悪いようです。

 

投票率は、天候にも左右されるので、なんとか、投票日は、雨が降らないことを祈るばかりです。

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