名古屋高裁判決

021

弁護士の佐藤です。

 

今週もなんとか木曜日まできました。

 

あいかわらず冴えない天気です。

 

本日は、午前中に静岡地裁で裁判、午後は、静岡家庭裁判所島田出張所で家事調停、終わり次第、すぐに事務所に戻って打ち合わせなどなどの予定でごわす。

 

裁判所も夏季休廷というのがありまして、夏休みがあります。そのため、この時期、次回期日を決めるにあたって、夏季休廷前にするか、夏季休廷後にするかで悩ましいときもあります。

 

依頼者の利益を考えると、早期に進めていくことがベターですが、そうすると夏季休廷前の時期、裁判期日が密集して、とんでもないスケジュールになったりもするのです。

 

 

まあ、よく考えて期日をいれたいと思います。

 

ところで、先日、また画期的な判決がありました。刑事事件です。

 

 

名古屋高等裁判所は、昨日、愛知県警が捜査対象の乗用車に、裁判所の令状を受けずに全地球測位システム(GPS)端末を取り付けた連続窃盗事件の控訴審判決につき、村山浩昭裁判長は「令状の発布を受けずに行ったGPS捜査は違法」と述べた。

結果的に、被告人の控訴は棄却し、懲役6年の一審名古屋地裁判決を支持しております。 村山裁判長は「GPS捜査はプライバシー侵害の危険性が否定できず、新たな立法的措置も検討されるべきだ」としました。判決において、裁判所が立法措置に言及することは異例ともいえます。

判決では、被告人は2013~14年、愛知、岐阜両県で窃盗を繰り返すなどし、愛知県警は被告人の車の底部にGPS端末を設置し、3カ月半で位置検索を1653回行ったが、村山裁判長は「捜査上必要とは認め難い場合にも検索が行われた」と批判したのです。

この結論は極めて妥当だと思いますが、この村山裁判官、かなり有名な裁判官で、あの袴田事件の再審決定を出した方。

 

しかも再審決定だけでなく、刑の執行と拘置を停止し、釈放までも認めるという本当に画期的な決定でした。

 

この村山裁判官、静岡地裁の刑事部長であったときには、わたくしも何回かお話しさせてもらいましたが、考え方には感服するところがございます。

 

あいかわらず、画期的な判決をだし、さすがだと思いました。

 

というわけで、島田にいってまいりますー。

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