勾留請求却下率の低下

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弁護士の佐藤です。

 

今週もすでに半ばです。

 

3月もあと2日です。

 

来月4月です。

 

 

昨日、桜がまださかんという話をしたのですが、ようやく駿府公園の桜が咲き始めました。

 

これからが楽しみですね。

 

とはいえ、先週から言い続けている風邪がなかなかなおりませぬ。

 

まあまあ、というか、大分困っております・・・。

 

 

で、先日、勾留請求却下率が上昇しており、過去10年で5倍以上も上がったというニュースがありました。

 

勾留請求とは、逮捕した被疑者の身柄を、捜査、取り調べのために、さらに拘束しようと裁判所に求める検察官の行為をいい、勾留の理由としては、住居不定、罪証隠滅のおそれ、逃亡のおそれの有無から判断されるのですが、これまでの刑事事件の経験としては、ほとんど勾留請求が認められていたという印象でした。

 

上記勾留の理由として、理由がないとおもっても、抽象的な危険性があれば認められており、身柄拘束を例外とする刑事手続の原則からすれば、運用が原則と例外でひっくりかえていたのです。

 

しかし、無罪推定や、身柄拘束が本来例外的措置であることからすれば、勾留請求の決定こそ慎重になるべきであり、勾留請求の却下率が下がったことは、刑事手続の原則にのっとったものであり、大変よいことです。

 

その背景には、裁判員裁判が影響しているようですが、不当で、安易な身柄拘束がより限定的になるよう、弁護士としての活動やはたらきかけも今後もがんばらなければいけないと改めて思うニュースでした。

 

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