判決原稿

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弁護士の佐藤です。

 

本日も気持ちの良い天気です。

 

本日も午前中から打ち合わせ、午後は法テラスで扶助審査と、その後は打ち合わせが続く予定となっております。

 

 

ところで、先日とても腹立たしいニュースが。

 

「広沢検事は、東京地検が控訴を決める過程を語る中で、裁判所が完成前の判決原稿を検察側だけに提供することが半ば慣行になっていることを認めた。以前からささやかれていたことではあるが、現職検事が公の場でそれを認めたのは、おそらく初めてだろう。弁護人にそのような便宜が図られることはまずない。事実が明るみに出たことで、裁判所の公平さが問われる。」

 

とのこと。

 

どういうことかというと、ある裁判の証人に検察官が出頭し、証言したのですが、堂々と、完成前の刑事事件の判決原稿の提供を受けていたことを認めたものであり、当然、弁護人にはこのようなことはしてくれないのです。

 

 

裁判所に関しては、「絶望の裁判所」なる本が出版されるなど、以前から公平性に疑問が持たれているところであり、実際、わたしの経験でも、不公平さを感じることも多々ありました。

 

 

特に、行政事件など、国家権力等を相手とする裁判や、原発訴訟に関しても、思い切った判決を書く裁判官は少なく、それも、控訴審や最高裁といった上級審になるにつれてその傾向が強い印象を持っています。

 

 

もちろん、全部を否定するわけではありませんが、今回の判決原稿の問題をもってしても、なんとなくお役所のつながりを感じてしまいます。

 

 

前にもお話したかもしれませんが、裁判官は10年ごとに、再任されるかどうかのチェックが入るのですが、その際、弁護士も問題のある裁判官、もちろん有能の裁判官のプラスの評価でもよいのですが、意見をいえるのですが、わたくし自身、その再任裁判官の再任に関する日弁連、関弁連の委員をやっておりまして、そういった手続で意見をいってもらうよう、弁護士にもっと広めていかなければと思います。

 

 

というわけで、理不尽さにまけず、午後も気合いをいれてがんばります。

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