分限裁判

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弁護士の佐藤です。

 

本日は起案日で、訴状を数本完成させることができました。

 

ところで、昨日、朝日新聞のネットニュースで、

 

「ツイッターで裁判の当事者の感情を傷つけたとして懲戒を申し立てられた東京高裁の岡口基一裁判官(52)に対する『分限裁判』で、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)は17日、岡口氏を戒告処分とした。ツイッターに投稿した内容が、裁判所法が定める『品位を辱める行状』にあたると判断した。SNSでの発信を理由に裁判官が懲戒処分を受けるのは初めて。」

 

との報道が。

 

 

これは、岡口さんが、5月にツイートした内容が問題となっていて、岡口さんは拾われた犬の所有権が元の飼い主と拾った人のどちらにあるかが争われた裁判をめぐり、「公園に放置された犬を保護したら、元の飼い主が名乗り出て『返して下さい』 え?あなた?この犬を捨てたんでしょ?3か月も放置しながら」などと投稿したものです。

 

 

記事によると、

 

「高裁は『揶揄(やゆ)するような表現で当事者を一方的に批判し、傷つけた』と判断し、7月に最高裁に懲戒を申し立てた。岡口氏は9月に開かれた分限裁判の審問手続きで『懲戒権を発動すれば表現の自由を侵害し、裁判官の独立をも脅かす』と反論していた。」

 

ということです。

 

 

これについては、そもそも、懲戒処分にするほどのことかというのが率直なわたしの感想ですが、他方、国民には裁判をする権利はあるものの、裁判官を選ぶことはできないため、国民が、色々なことを発信している裁判官に担当してほしいかというと、そこは疑問が残るので、ツイートするにしても、裁判官を国民は選べないということも考えるべきであって、もう少し配慮が必要なのではないかと思います。

 

なかなかない事案で、注目していましたが、結果は予想通りといったところでしょうか。

 

 

というわけで、今週もあと一日。

 

全力でがんばります。

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