個人情報流出

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弁護士の佐藤です。

 

本日もどんよりした天気です。

 

どんよりした天気の中、本日は、夜、藤枝商工会のイベントで、ビアガーデンの企画に参加する予定です。

 

外なので、涼しい方がいいのか、ビールを美味しく飲むために暑い方がいいのかよくわかりませんが、湿度だけは低いといいのですが・・・。

 

 

ところで、旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)が、22日、首都圏発のバスツアーの予約サイトから、最大で1万1975人分の個人情報が流出したと発表し、住所や電話番号、電子メールアドレスが含まれていたとのニュースが。

 

個人情報の流出のニュースは昔から後を絶たず、個人情報を扱う側の管理能力を疑ってしまいがちですが、わたくしら弁護士もものすごい量の、それもとても重要な情報を管理しているので、他人事ではありません。

 

物理的にも、パソコンの中でも、危機意識をもって管理しなければいけません。

 

で、この個人情報ですが、洩れた場合、どれくらいの慰謝料が請求できるのかという話前に聞かれたことがあります。

 

裁判例もあるのですが、個人情報の内容にもよりますが名前、住所、電話番号だけとなると慰謝料の額はとても低く、1万円とする判例があります。

 

外には、TBCが管理する個人情報が流出した事件で、個人の身体的情報が漏れた場合でも、その慰謝料は低く、慰謝料3万円、弁護士費用5000円とする判例がありました。

 

 

常日頃思っているのですが、個人情報に限らず、日本の裁判例で認められる慰謝料というのは、総じて低いと感じています。

 

裁判官も、過去の裁判例に縛られてそういう流れが出来ているのでしょうが、もう少し、個別具体的に、細かい事情を事実認定の上、慰謝料の額を決めていって欲しいものです。判決を呼んでも、慰謝料の額を決めた理由は、とても抽象的なものが多いです。また、交通事故に関しては、いわゆる赤本をはみだすようなことはほとんどないのですが、交通事故の被害もまちまちなので、画一的な判断は本当にやめてもらいたいと思います。

 

もちろん、裁判官だけでなく、弁護士も細かい事情をひろって主張していくということが大切ですが。

 

弁護士もそういったところを肝に銘じて、とりくまないといけません。

 

 

最後に、わたくしごとですが、明日から金曜日まで事務所を不在となります。

 

関係者のみなさまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

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