交通事故の休業損害2

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弁護士の佐藤です。

 

毎週言っていますが、あっという間の金曜日です。

 

昨日は、交通事故における休業損害についてお話しましたが、本日も休業損害に関するお話を。

 

会社員が、交通事故に遭い、仕事を休まなくてはならなくなった場合、会社の休業証明書等をもとに休業損害を請求できることは昨日言ったとおりですが、では、会社の役員が交通事故に遭い、仕事を休まざるを得なくなった場合、その役員は休業損害を請求することができるのでしょうか。

 

結論からいうと、原則的には、役員には休業損害は発生しません。 会社役員は、会社員の給与とは異なり、会社の経営をおこなうことにより報酬を得るものです。そして、役員報酬は働けるとか働けないとかには関わりなく支払われるべきものであるため、働けなくなったとしても会社員のような休業損害は発生しないのです。

しかし、例外的に、小規模な会社などで、役員とはいえ、他の会社員同様、実際に働くことよって受け取るべき労働の対価が役員報酬に含まれている場合には、労務提供の対価に相当する部分につき休業損害が発生すると考えることができます。

 

その場合、実際、休業損害を認めた裁判例もございます。

 

もっとも、会社役員の場合の休業損害は、加害者側の保険会社はかなり渋る印象があります。

 

会社の規模、仕事の内容など、しっかりと資料を揃えて、交渉にのぞまないといけません。

 

以上、簡単ですが、本日も交通事故における休業損害のお話をしてみました。

 

 

明日は、息子がエスパルスの観戦チケットがあたったとかで、またまた試合観戦をする予定です。

 

明日の広島戦は、残留争いをする中で、負けるわけにはいかない試合になります。

 

なんとか勝ってもらいたいですね。

 

では、みなさま、よい週末を。

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