事務管理

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弁護士の佐藤です。

 

今週もついに木曜日です。

 

今週もなかなかハードな日が多いです。一日、一日が勝負です。

 

弁護士になって、今年の9月で丸9年、および年齢は39歳。

 

なんだか9が多い。

 

最近、落ち着かない日々ばかりですが、そろそろ落ち着いて将来のビジョンを考えたいところ。

 

法律事務所や弁護士のあり方、仕事の取り方、やり方、弁護士の数などなど考え、反省し、実行することをしたいなあと。少し、直の仕事以外のところで、ゆっくり考える時間がほしいところです。

 

それと、もう一つは、わたくし、趣味がない・・・。

 

前はゴルフなんぞもへたくそなりにやっていましたが、朝が早いのと、行くと雨が降るというもろもろの理由で中断中。もしくは、引退。

 

釣りも大好きなのですが、これまた朝が早い(涙)。

 

整理整頓の能力が皆無と前に言いましたが、早起きの能力も限りなくゼロに近い。

 

なんですかねえ、一生続く趣味とは。

 

 

まあ、考えます。

 

 

で、本日のお話しですが、ちょっとまた調べていたついでに、民法の条文のご紹介を。そういえば、昔、このブログでもやっていたような・・・。

 

まあ、細かいことはおいといて、本日は事務管理というものです。

あまり聞きなれないと思いますが、条文は民法697条になります。

 

民法697条は、

  1. 義務なく他人のために事務の管理を始めた者(以下この章において「管理者」という。)は、その事務の性質に従い、最も本人の利益に適合する方法によって、その事務の管理(以下「事務管理」という。)をしなければならない。
  2. 管理者は、本人の意思を知っているとき、又はこれを推知することができるときは、その意思に従って事務管理をしなければならない。

と規定しています。

 

これは、法律上の義務がないのに他人のためにその事務を処理することは、社会生活における相互扶助の理想から望ましいといえるものの、民法は個人主義・自由主義の理念をも尊重し、もっぱら本人の意思と利益に重きをおいて事務管理というものを認めました。

 

義務がなく他人のために事務の管理を始めるとはどういうものかわからないかもしれませんが、例えば、台風がきて暴風になっているところ、隣の屋根が落ちそうになっている。ところが、隣の人は留守でいない。そこで、隣の人の合意はないが、屋根を修理してあげたというような場合をいいます。

 

この事務管理をしたことの法律上の効果ですが、管理行為の違法性は阻却され、不法行為は成立しません。つまり、許可なく、他人の家にはって屋根を修理しても不法行為にならないのです。

次に、管理者には善管注意義務が生じ、本人の意思に従い、あるいはその利益に適うに管理する義務が生じますが、かかった費用については、本人に費用償還等の義務が生じるようになります。つまり、管理者は、費用を払うように請求できるわけです。

というわけで、久しぶりに条文に関するお話しをしてみました。

 

本日もまだまだがんばりませう。

 

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