ジェネリック医薬品

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弁護士の佐藤です。

 

今週もはじまっております。

 

昨日は、現地調査が2件あり、足の方は大分よくなったものの、車のナビが古く、道に迷いまくるという痛々しい一日でございました。古いナビはダメですね・・・。

 

とはいえ、普段は、記録や証拠を事務所の机で眺めていることがほとんどですが、実際の現場にいくというのは、あらためて大事だと思いました。色々あらたな発見があるものです。

 

 

ところで、先日、産経新聞から、

 

「厚生労働省は7日、来年度から生活保護受給者が医療機関で薬を処方してもらう際、安価なジェネリック医薬品(後発薬)の使用を原則とする方針を固めた。現在も後発薬の使用を促しているが、希望する人には先発薬が処方されており、全額公費で賄う受給者の医療費を抑制する狙い」

 

とのこと。

 

これまで、ジェネリックについて、知識がなく、特許がきれた安い薬ということくらいしか思っていなかったため、報道を聞いたときは、さしてなんとも思わなかったのですが、とある医師と話をしたところ、ジェネリックは問題があるとの話が。

 

そこで、少し調べてみたのですが、やはり問題が。

 

なんでも、特許が切れたのは物質特許という特許であり、薬には、その物質特許以外に、製剤特許という特許が存在していて、製剤特許が切れていなければ、同じような添加物を加えることができず、添加物が変われば薬がどのように溶けていくか、どれくらいの速度で吸収されていくかが変わってしまうらしいのです。

 

同様に、製剤特許が切れていなければ、同じ剤形を用いることができないため、薬には錠剤、カプセル、粉状などさまざまな形があり、たとえ同じ錠剤だとしても、コーティングの仕方や内部構造などでそれぞれ異なってしまうのです。

 

また、ジェネリック医薬品の試験に「有効性の試験」は存在しても「安全性の試験」がなく、そのため、安全性のデータもなく、ジェネリック医薬品は先発品と比べ、その製品に対する情報量が極端に少ないとのことです。

 

 

というわけで、なんとも恐ろしいことです。

 

因みに、足が腫れたがために飲んでいる抗生剤もジェネリックです。

 

 

 

もうやめます。

 

 

そういう意味では、厚労省のこの度の決定は正直、いかがなものか。

 

医療費の抑制は当然重要なことですが、薬というのは直接身体に影響するものであり、特に安全性の試験がないというものをすすめるには、まだ時期が早く、議論、特にジェネリック医薬品のあり方についてさらに検討が必要なのではないかと思います。

 

 

いずれにしても、なんについても疑問の目をもつのは疲れますが、正しい知識をもつようにしなければいけませんね。

 

 

では、午後も気合をいれてがんばります。

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