お披露目

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弁護士の佐藤です。

 

今週もあっというまの金曜日でございます。

 

本日は、午前中、打ち合わせ、午後は打ち合わせと、近々行われる医療観察法の審判に向けた各関係者とのカンファレンスとなっております。

 

この医療観察という制度について、簡単にお話したいと思うのですが、医療観察法自体は2003年7月10日に成立し、2005年7月15日に施行されました。

 

どういう制度かというと、心神喪失または心神耗弱の状態で重大な他害行為(殺人、放火、強盗、強姦、強制わいせつ、傷害)を行った者に対して、それらの行為を行った際の精神障害を改善するために、医療観察法における医療を受けさせて、その社会復帰を促進することを目的として、強制処遇としての入院医療および保護観察所の観察下での通院医療を受けさせる新しい制度です。

 

 

具体的な手続の流れですが、まず、心神喪失または心神耗弱の状態で、対象行為(殺人等)を行い、不起訴や無罪となった場合でも、検察官が、この法律による医療を受けさせる必要が明らかにないと認める場合を除いて、入院・通院または不処遇を求める申し立てを裁判所にした後、裁判所は、対象者に鑑定入院命令を出し、この間に、鑑定人による鑑定、保護観察所による生活環境調査などが行われた後、裁判所でのカンファレンスなどを行い、最終的に審判期日が開かれるという流れになります。

 

 

では、審判期日に何が審理されるのかというと、まず、対象行為(殺人等)が本当になされたのか、対象者は責任能力がないのか、最終的な処遇として、入院や通院の必要があるのか、医療は不要なのかということが審理の対象となります。

 

 

そして、弁護士がつとめる付添人の役割としては、そもそも対象行為があったのかなかったのか、なかった場合には、その防御を行うということが上げられ、さらに、対象行為を前提に、この法律による医療を受けさせる必要があるのかどうかを医学的または精神保険的な見地から意見を述べる役割を担い、さらには、鑑定入院中の処遇が適切かどうかもチェックすることもあります。

 

 

様々な関係者と意見を交わし合うという意味では、刑事弁護よりも、少年事件の付添人に近い立場といえるかもしれません。

 

 

そういう意味では、付添人の役割は非常に重いものあり、この期間、しっかり準備しなくてはいけません。

 

 

というわけで、引き続きがんばります。

 

 

最後に、先日行われたサッカー教室のポスターに講師陣もサインを入れてもらったものをようやく事務所に飾ることができました。

 

数名抜けておりますが・・・。

 

 

昨年もサイン入りのポスターを飾らせていただいておるのですが、あらためて、こういうイベントに参加できてよかったなあと思います。

 

来年も楽しみですね。

 

 

明日からまた3連休。

 

 

なかなか気候が安定しませんが、みなさまにとってよい連休になることを願っております。

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